「子どもの心をゆたかに」
自分で生きていく力を育てる。自立して生きていける大人になることを目標に、
表現力お教室を開講しております。
トリッピー表現力お教室です。
さて、今年の夏は、2か所の老人福祉施設さんにて、
trippi-kidsたちが、キッズミュージカルを上演させて頂きました。
お年寄りのみなさん、スタッフさんの前で、こうして見て頂けるからこそ、
trippi-kidsたちの表現力&人前力&判断力が、上がっていきます。
そんなきっかけを頂けるので、trippi-kidsたちは、本当に良い環境だな、と感じております。
人前力を磨きたくても、急に周りの方に見てもらえなかったりしますもんね。
路上パフォーマンスなどをはじめない限りは。
さて、前回の老人福祉施設さんでのステージは、4月29日だったのですが、
今回は、7月22日と8月5日の2日間、別々の場所で開催をさせていただきました。
2ヶ月空いていたので、その間に、trippi-kidsたちは、ステージとお年寄りのみなさんとのコミュニケーションタイムでの、振り返りを行いました。
・コミュニケーションの際に、お年寄りのみなさんに「伝える手段」は他にないか?
・ステージでの演技や歌などのパフォーマンスで、良いと感じたこと、工夫できそうな箇所はないか?次回の目標は?
等、
子どもたちそれぞれに、反省と次回の目標を書いてもらいました。
すると、
・お年寄りは耳が遠いから、大きい声で話す
・目の見えない人がいたので、声をゆっくりかけて、手を使って一緒に作業する
・セリフをゆっくりと話す
等、子どもたちがそれぞれ考えて、振り返りをしてくれました。
それもあり、今回のキッズミュージカルのステージでは、
内容を届けることに意識を向けて「伝える」「伝わる」表現を意識していて、前回よりも、落ち着いて本番に臨めました!!
徐々に、本番をすること、人前に立つことに緊張をせず、冷静にステージに立つことができ、
お客さんの状態や様子を考えて、それに合わせた表現をし始めました。
ステージ後の、お年寄りのみなさんとグループになって、アート作品を作る際には、
率先して、お年寄りに声をかけたり、世間話をしたり、お年寄りの状況を見て、お手伝いをしたり…
自分なりの判断力を使って、その場でどうしたらいいのか?を感じ、実行していました。
もちろん、出来る子もいれば、まだ年齢的に幼いので、実行までできない子もいます。
が、まずは、実際の状況を感じる、知るということが大切ですので、
今はこの状態でもOK!
いずれ、年上のtrippi-kidsを見て、マネして行ってくれたら、と思っています。
もちろん、私も、こんな風に声をかけていけばいいんだよ、とその場で伝えて、声をかける引き出しを増やすお手伝いをしています。
この「お年寄りとキッズを繋ぐプロジェクト」は、
毎回、子どもたちの成長を促すだけではなく、お年寄りのみなさんにも大変喜んで頂けており、スタッフさんからは「いつも見られない表情が沢山見られました」と、
嬉しいお声をいただいております。
お年寄りも、笑顔で元気。
子どもたちも、表現力&人前力&判断力&コミュニケーション力を育てて頂き、
お互いに、喜びや学びが、共有できると、こんな良い相互作用はないと思い、
このようなプロジェクト名を付けて、運営をさせて頂いております。
子どもたちの教育にも、自立の手助けにもなると思っておりますので、
ぜひぜひ、trippi-kidsの一員になり、このプロジェクトに参加してもらえたらと思います。
みんなで作るアート作品の完成は、これです!
キャンディの虹!!
チェキで写真を撮影したり、一緒に工作したキャンディが貼られているので、
想い出の品となります!
ちなみに、私は、本番中は、面白い表情をしたり、体の動きなどを使って、trippi-kidsたちが、舞台に出るタイミングを間違えたりしないように、
そして、ダンス中に視線を客席に向けるように指示をしつつ、
音楽の音出しをし、セリフの大きさをそれぞれ変えるべく、マイクの音量調節も、
同時に行っています(笑)
我ながら、一気にこれらの作業をするのが、上手くなりました!!
それもこれも、子どもたちが、上手く演じることができるように陰ながらサポートしています。
こういうことをすると、自分が出演していた時のことを思い出すと、
しっかりとサポートをしていただいていたんだな~と感じます。
ありがたいです。感謝。