「子どもの心をゆたかに」
感性と表現力を磨く。
感じる心を育て、それを表出するための表現力を磨き、
自分で生きていく力を身に付ける、
子どもと大人のための表現力お教室trippiの大門まきです。
ここ最近は、フィンランドの方とお話しする機会が増え、情報交換をさせていただいてます。
教育者として、
いろんな有益な教育情報を集めて、
トリッピーキッズたちや、出張先の生徒さんや、
講師たちに伝えられることがないかと、
日夜 学んでいます。
昨日は、フィンランド人のお友達から、
教育方針や生活面や働き方など、
伺い、とても刺激的だったので、備忘録ついでに、ここに記載します。
ただ、お友達の個人的な感じ方や思想も入っているかと思うので、こういう意見もあるのだ、と読んでくださいね。
フィンランド人全員が全員、同じ考え方ではないでしょうから。
↓
・フィンランドの保育園では、ビーガンも導入された。いろんな人種や考え方の方がいるため。いろんな人がいて、当たり前!という感覚。
・フィンランド人は、ハートが強いというか、諦めない気質らしく、原発事故の時に、
母国の大学から来たメールが、「強制帰国はしません。が、自主的に帰ってもいいけど、諦めないで帰ってこないでくださいね」というような内容が書いたあったらしい。
原発事故に乗じて、帰国することはすすめないってことらしい。大学の留学工程が終わってから、帰ってこい、という意味だったらしい。
・親に依存することもないから、一人暮らしだし、学生旅行やお昼ご飯のお金、留学のお金も、全部自分で貯めてから、日本に来たとのこと。それが当たり前の感覚。ただ、あまりに親に相談できないのも、どうなんだろう?とは思うとのこと。
・とにかく、
「個」が立ってる。
・自立する心がすごい。
なので、
どんなにお金がなくても、親に「ください」とは自分からは言わないらしい。
・歯医者の治療法も、学校で一列に並ぶのも、「時代が古いなー」と感じる、とのことでした。
学校や、法廷でも、一列ってなくて(最高裁のみ一列)、いつも円になって座るらしい。
みんなで、意見を言い合おう!って感じらしい。
・スキルアップのために、転職するのは当たり前。
・環境や仕事の力量に合わせて、首になるのは当たり前って感覚らしい。日本はなかなか首にさせないので、ぬるいなー、甘えちゃうなーとのこと。
会社が求めているスキルに達していない人を横で見てて、怒られるからかわいそうに思うことがある、とのこと。
会社のためにも、本人のためにもならないから、
早く仕事を変えた方がいいんだから、解雇したらいいのに、日本は労働局の指導があるから、簡単に辞めさせられないのは、変って言ってた。
海外は、能力主義だから、
できない人は、自分に合う環境の職場にどんどん行くべきだよ!と言っていた。
・学校の時に、全教科で満点を取りたくて、
社会かなんかの教科の試験の時に、年号とか名前とかを完璧に覚えたのに、成績が、満点になってなくて、
なんで?って先生に聞いたら、
「自分の意見がはいってない」「新聞を読んでいないから」って言われたらしい。
年号とかよりも、
いかに自分の考えを、社会の状況と照らし合わせて言えるか?が、評価の対象になっているようです。
他にも、中学校の課題で、「中絶について考える」というのがあったそう。
とにかく、考える!
↑
思い出すだけでも、
こんなに。他にも色々教えてもらったんですが。
とりあえず、今はここまで。
とても刺激的!
でも、こんなに自立心が旺盛なのは、
小さい頃からの教育方針にあると思います。
いつも、「なぜ?」と聞かれて、自分の意見を考えて伝える習慣がついているから。
トリッピー表現教室でも、少しこのやり方を取り入れているんですが、
もっと取り入れていこうと思ってます。
そして、教えてもらったことを、自分にも活かしていきます!